巻き肩で肩こり・首こりが続くのはなぜ?

巻き肩になると、肩の位置が本来より前に入り、首と肩まわりの筋肉に常に負担がかかりやすい状態になります。
表面だけのほぐしでは一時的に軽くなっても、胸・肩甲骨・姿勢のバランスが整わなければ数日で元に戻ってしまい、肩こり・首こりが慢性化しやすくなります。
ここでは、巻き肩によって肩や首のつらさが続く理由を深層の視点から解説します。
肩が前に入ることで首・肩まわりに負担が集中する
肩が前に入る巻き肩姿勢になると、頭の重さを首と肩周辺の筋肉が支え続ける状態になります。
頭は約4〜6kgあるため、本来は背骨の真上に乗ることで負担が分散されますが、肩が前に出ると負荷が一点に集中し、慢性的なこりやだるさの原因になります。
「ほぐしても戻る」「翌日にはつらさが復活する」背景には、この負担の偏りが隠れています。
胸まわりの硬さ・肩甲骨の動きの低下が原因
巻き肩の多くは、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなり肩を前に引っ張っています。
加えて肩甲骨の可動域が低下すると背中の筋肉が働きにくくなり、首・肩の筋肉だけが過剰に働く状態になります。
胸と肩甲骨が同時に動きやすくならなければ、肩だけ・首だけのアプローチでは根本的な改善につながりにくいのが現実です。
姿勢バランスの崩れが深層の筋肉に影響
巻き肩は見た目の姿勢だけの問題ではなく、身体の深層筋(インナーマッスル)の働きにも影響します。
肩が前に入った状態が長く続くほど、背中・肩甲骨まわり・体幹が正しく使えなくなり、筋肉のバランスが崩れていきます。
その結果、日常生活の中で無意識に「負担がかかる体の使い方」をしやすくなり、肩こり・首こりの悪循環につながります。
巻き肩の原因は肩だけではない|深層の3要素

巻き肩は「肩が丸く前に入っている」という見た目だけの問題ではなく、胸の硬さ・肩甲骨の位置と動き・背中や体幹の筋バランスという“深層の複合的な原因”によって起こります。
肩まわりだけをほぐしたり鍛えたりしても改善しにくいのは、この3つの深層要素が同時に関係しているためです。
まずは、巻き肩が生まれる背景を根本から理解することが、改善の近道になります。
胸郭(大胸筋・小胸筋)の硬さ
長時間のデスクワーク・スマホ・家事などにより、腕を前に出す時間が長くなると、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が縮んだまま硬くなります。
胸郭が硬くなると肩が前に引っ張られ、肩の位置が自然と前側にずれてしまいます。
胸まわりの柔軟性を取り戻さない限り、肩を後ろに引こうとしても元に戻ってしまうため、肩こり・首こりを繰り返す大きな要因になります。
肩甲骨のポジションと可動域
巻き肩の人の多くは肩甲骨が外側に広がり、上方にずれた“前すべり・外すべり”の位置に固定されています。
この状態だと背中や肩甲骨まわりの筋肉が正しく使えず、首・肩の筋肉だけに負担が偏りやすくなります。
肩甲骨の動きが改善すると、背中の筋肉が使われ姿勢が安定しやすくなり、肩首の負担が軽減しやすくなります。
背中・体幹の弱さによる姿勢維持力の低下
背中や体幹の筋肉が弱いと、正しい姿勢を保つ力が不足し、楽な姿勢=猫背・巻き肩姿勢へと崩れやすくなります。
筋力不足といっても「鍛えていない」というよりも、胸の硬さ・肩甲骨の位置ずれによって使いたくても使えない状態になっていることがほとんどです。
背中・体幹が自然と働く状態を取り戻すことで、肩を引きやすく姿勢がラクに保てる体に変わっていきます。
セルフケアだけで良くならない・戻る理由

巻き肩は「肩が前に入っている」という表面的な姿勢の問題ではなく、胸の硬さ・肩甲骨の動き・姿勢維持筋の使われ方といった深層の要因が複合して生じます。
そのため、ストレッチや筋トレだけに頼ると、一時的に良くなってもすぐ元に戻ってしまうケースが非常に多く見られます。
ここでは、セルフケアだけでは改善が難しく、戻りやすくなってしまう理由を解説します。
深層の硬さはストレッチだけでは届きにくい
ストレッチは有効な手段ではありますが、胸まわりの深層筋(大胸筋・小胸筋)や肩甲骨の奥の筋肉が硬くなっている場合、セルフの範囲では伸ばしきれないことがあります。
「伸ばしてもすぐ元に戻る」「ストレッチを続けても変化が薄い」と感じる背景には、この深層の硬さが関係しています。
深い部分の緊張が解けることで、正しい姿勢が自然と保ちやすくなり、肩首の負担が軽減しやすくなります。
「肩だけほぐす」アプローチでは一時的
肩や首をマッサージするとその場は軽くなりますが、巻き肩の原因が胸の硬さ・肩甲骨の可動域・姿勢バランスにある場合、肩まわりだけほぐしても原因が残ったままです。
すると時間が経つと再び同じ負担が蓄積し、肩こり・首こりが繰り返されてしまいます。
「肩をほぐす → またつらくなる」のループに陥るのは、そもそもの引っ張る力(胸と肩甲骨のアンバランス)が改善されていないためです。
体の使い方が変わらなければ元に戻りやすい
姿勢は筋肉だけでなく“体の使い方のクセ”にも影響されます。
深層の硬さを緩めて肩の位置を整えても、日常生活でこれまで通りの使い方を続けると、再び巻き肩の姿勢に戻ってしまうことがあります。
胸・肩甲骨・姿勢のバランスを整えたうえで、正しい体の使い方が身につくと、肩が自然と後ろに引け、良い状態が長く維持できるようになります。
整体で改善が早い理由|整体LIGHT仙台ハピナ名掛丁店のアプローチ

巻き肩は、胸の硬さ・肩甲骨の動き・姿勢維持筋の働きなど複数の要因が同時に絡み合っているため、どれか1つだけに偏った対処では変化が安定しにくい特徴があります。
整体LIGHT仙台ハピナ名掛丁店では、表面的なほぐしではなく「肩が後ろに引ける状態」「首・肩の負担がたまらない姿勢」「再発しづらい体の使い方」を実現するために、深層から原因にアプローチします。
その結果、セルフケアのみの場合より変化が早く、良い状態が長続きしやすくなります。
胸郭・肩甲骨・姿勢バランスを同時に調整
巻き肩の根本改善には、胸の硬さを緩める・肩甲骨が正しく機能する位置に戻す・姿勢が自然と整う体に調整することが欠かせません。
当院では、この3つを同時に整えていくことで、肩が前に戻される力そのものを弱め、正しい肩の位置に導きやすくします。
そのため、施術直後の変化だけでなく「帰り道の体の軽さ」「翌日の可動域の違い」を実感される方が多いのが特徴です。
深層筋のアンバランスを整えることで負担の元を解消
巻き肩では、胸の前側の筋肉は硬くなり、背中や肩甲骨まわりの筋肉はうまく使えない状態に偏りやすくなります。
このアンバランスを放置すると、肩と首に負担が集中し続け、慢性的なコリや頭痛につながることもあります。
施術によって深層筋の緊張と弱化のバランスを整えることで、「肩と首が頑張りすぎなくてもいい体」に変えていきます。
正しい姿勢がラクに保てる体づくりまでサポート
姿勢は意識だけで維持しようとすると疲れてしまいますが、体の使い方が整うと、無理なく自然に良い姿勢が保てるようになります。
当院では施術に加えて、日常生活で使える簡単なコツや再発予防のセルフケアもお伝えし、良い状態が定着しやすいようサポートしています。
「努力ではなく、体が勝手に良い姿勢をとってくれる」状態を目指すことで、肩こり・首こりの戻りを予防していきます。
施術で期待できる変化|肩と首がスッと軽い体へ

巻き肩によって負担が蓄積していた首・肩・背中の緊張が解消されてくると、日常の中で感じる体の軽さや動きやすさが大きく変わります。
「肩が正しい位置に戻る」「力が抜けて呼吸がしやすくなる」「長時間のデスクワークでもつらくなりにくい」など、体の変化を実感される方が多いのが特徴です。
ここでは、施術によって期待できる具体的な変化を紹介します。
肩が後ろに引きやすくなる
胸の硬さが緩み、肩甲骨が動きやすくなることで、肩が自然と後ろに引けるポジションに戻りやすくなります。
無理に姿勢を正そうとしなくても、スッと肩が正しい位置に収まる感覚を得られ、「巻き肩姿勢のクセが抜けていく」実感につながります。
腕を上げる・後ろに回す・デスク作業をするなどの動作が軽くなる方が多いです。
首・肩・背中のハリが軽くなる
胸・肩甲骨・背中の筋肉バランスが整うことで、首や肩の筋肉だけが頑張りすぎる状態が解消されます。
その結果、「首が詰まる感じ」「肩の重だるさ」「背中のハリ感」が和らぎ、力みなく上半身を使えるようになります。
慢性的な肩こり・首こりの方ほど、背中の軽さや可動域の変化を大きく感じやすいポイントです。
呼吸がしやすく疲れにくい体に変わる
肩が前に入った巻き肩姿勢では、胸郭が狭くなり呼吸が浅くなりやすい状態が続きます。
施術で胸郭の動きが改善し肩甲骨の可動域が広がることで、呼吸が深く入りやすくなり酸素供給がスムーズになります。
その結果、姿勢保持がラクになり、疲れにくい体・集中力が続きやすい体へと変化していきます。
セルフケア|巻き肩を予防し良い状態をキープ

施術で肩の位置や姿勢が改善しても、日常生活の習慣が変わらなければ再び巻き肩が戻ってしまう可能性があります。
逆に、簡単なセルフケアを普段の生活に取り入れることで、肩が後ろに引けるラクな状態をキープしやすくなり、肩こり・首こりの予防につながります。
ここでは、巻き肩の再発を防ぎ、良い状態を維持するためのシンプルで効果的なセルフケアを紹介します。
胸を開くストレッチで前入りをリセット
胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなると肩が前に引っ張られるため、胸を開くストレッチは巻き肩対策の基本になります。
ポイントは「胸の奥が伸びる感覚」を意識し、背中が丸まらない姿勢で行うことです。
デスクワークの合間や入浴後に行うと、肩の前入りがリセットされやすくなります。
肩甲骨を寄せて支える背中エクササイズ
背中の筋肉が働きにくい状態が続くと、肩甲骨を正しい位置にキープできず、巻き肩が戻りやすくなります。
肩甲骨を内側・下方向へ引く意識で背中を使うエクササイズを行うことで、肩の位置を支える力がつき、姿勢が安定しやすくなります。
無理に力を入れるのではなく、背中の筋肉にスイッチが入る感覚を意識すると効果的です。
スマホ・デスクワーク姿勢の見直しポイント
巻き肩の大きな原因は、長時間のスマホやデスクワークによる腕の前出し姿勢です。
スマホは顔を近づけず、持ち上げて視線の高さに近づけること、デスクワークは肘が体の横に近い位置に収まるよう調整するだけで肩の負担が大きく変わります。
「肩を後ろに引こうと頑張る」よりも「負担の少ない姿勢で作業できる環境づくり」が再発予防の近道です。
まとめ|巻き肩は深層から整えれば肩首のつらさは改善できる

巻き肩は、肩そのものの問題ではなく、胸の硬さ・肩甲骨の位置と可動域・背中や体幹の働きの弱さなど、複数の原因が複合して起きる姿勢のトラブルです。
そのため肩や首だけをほぐす対処では一時的に楽になっても、再びつらさを繰り返してしまうケースが多く見られます。
深層から肩の位置と姿勢バランスを整えることで、肩こり・首こりは改善し、長期的にラクな体へ変わっていきます。
胸・肩甲骨・姿勢の三位一体アプローチが最短ルート
巻き肩を根本から改善するには、「胸の硬さを緩める」「肩甲骨を正しく動かす」「姿勢を支える筋肉が働く」という3つを同時に整えることが重要です。
どれか1つだけに偏るアプローチでは戻りやすく、3方向の連動性が整うことで肩が自然と正しい位置に戻り、首や肩の負担が蓄積しにくくなります。
最短で変化を出すためには、原因を総合的にとらえたアプローチが効果的です。
体の使い方が変わると肩首の軽さが長続き
巻き肩の改善は「姿勢を意識でがんばること」ではなく、「体が自然と良い位置をとれる状態」に変えることが大切です。
胸・肩甲骨・背中のバランスが整うと、無理に姿勢を正さなくても肩が後ろに引けるようになり、日常動作の中でも負担がたまりにくくなっていきます。
根本的に体の使い方が変わることで、肩首の軽さが安定し、長く維持できるようになります。
つらさが続く場合は専門整体で早期改善が確実
セルフケアで変化を感じる方もいますが、胸・肩甲骨・姿勢の深層バランスが大きく崩れている場合は、自力だけで改善するのが難しいこともあります。
特に、「すぐ戻る」「ほぐしてもスッキリしない」「長年つらさを繰り返している」という方は、専門的なアプローチが早期改善への近道になります。
無理なく・効率的に・体が自然に整う状態へ導くことが、再発予防と根本改善につながります。
【店舗情報|整体LIGHT仙台ハピナ名掛丁店】
整体LIGHT仙台ハピナ名掛丁店は仙台駅から徒歩4分の肩こり、首こり、猫背、巻き肩の悩みに本気で向き合う整体院です。
胸まわりの深層筋の硬さ・肩甲骨の可動性低下・姿勢バランスの崩れという巻き肩の3大原因に対して、胸郭・肩甲骨・姿勢を同時に整えるアプローチで「肩が後ろに引ける感覚」「姿勢が自然と整う体」「つらさが戻りにくい状態」へ導きます。
慢性的な肩こり・首こり・デスクワークのガチガチ感・猫背や巻き肩が影響する肩のつらさを、その場しのぎではなく根本から改善したい方に向けて、施術を通して変化と体のラクさを実感できるサポートを行っています。
***店舗情報***
整体LIGHT 仙台ハピナ名掛丁店
住所:〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目8-22 グランドゥ 4階 401号室
営業時間 : 11:00~20:00
定休日 : 年中無休(年末年始・臨時休業を除く)
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